2017年8月、津島神社では平成の大改修に伴い、社務所新築のため旧来の建物を解体しました。旧来の社務所は明治34年(1901)10月に竣工し、116年間使用されていました。
ところで、社務所には日清戦争(1894-95)の各場面を描いた扁額14点が保管されていました。津島市の氏子20名が社務所の落成記念として絵師に依頼し、それを奉納したものです。
2017年8月、津島市立図書館では津島神社から扁額画の寄贈を受けました。今回、これを記念し、扁額画の解説と奉納者の紹介をします。当時の人々が抱いていた津島神社への崇敬と、日清戦争後の高揚感を感じていただければと思います。