こどもの読書週間
地域の歴史に親しむ講座「学校日誌にみる海部津島災害誌」
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学校日誌は出勤簿や出席簿と同様に、学校で備えておかねばならない表簿の一つです。
永年保存されている津島市立南小学校学校日誌に基づき、当地に大災害をもたらした1891(明治24)年の濃尾地震、1959(昭和34)年の伊勢湾台風の地域被災状況、学校教育への影響などを報告します。
場所:津島市立図書館 2階大集会室
地域の歴史に親しむ講座「『武功夜話』における桶狭間の戦い -織田信長の深謀遠慮-」
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家伝記『武功夜話』は戦国軍記として読むことができます。少数の軍勢で今川の大軍を破ったとされる桶狭間の戦いで、『信長公記』が語る織田信長は、戦いの直前に決断したように描かれます。
『武功夜話』では、戦いの2ヶ月ほど前、生駒屋敷において信長に対し、蜂須賀小六と前野右衛門が報告します。今川義元が尾張侵入の準備をしているというのです。それに対して信長が応える場面は、戦いの場面とともに緊張感に満ちています。
場所:津島市立図書館 2階大集会室
ストーリーテリングのおはなし会
地域の歴史に親しむ講座「海部地方の小正月行事「管粥神事」-神尾七所神社と日置八幡宮-」
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小正月行事の多くは収穫を予知するもので、その典型が「粥占」です。
粥占には、お釜の粥の中に木の棒を入れて付着した粥の状態で占ったり、葭や竹の管(筒)を一緒に似て、その管の中に入った粥の量で占う管粥・筒粥などがあります。
当地方の神尾七所神社、日置八幡宮の行事を考察します。
場所:津島市立図書館 2階大集会室