「8月に関する本」を集めました
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平和を考える
1945(昭和20)年8月6日に広島市、そして9日に長崎市に原子爆弾が投下された後、8月15日に日本は終戦を迎えました。今年は戦後74年―、令和初の8月は「平和」についてあらためて考えてみませんか。図書館では8月4日(日)に戦争を語り継ぐ朗読グループ「空缶」による朗読会が行われます。こちらも是非ご参加下さい。
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洋食
8月8日は、代表的な洋食「ハ(8)ヤ(8)シライス」の語呂合わせから「洋食の日」です。オムライスにコロッケ、ハンバーグ……とメニューを思い浮かべると、「洋食」が嫌いな人はあまりいないのではないかな?……と思います。私たちのお腹、そして心を満たしてくれる「洋食」を図書館でもご用意しましたので、どうぞお召し上がり下さい。
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深海
1989(平成元)年8月11日、海洋科学技術センターの有人深海潜水艦「しんかい6500」が、試運転で最大潜航深度6527mを記録しました。現在までに、通算1500回を超える潜航調査を行い、高い成果を上げています。真夏の暑い季節、いかにも涼しげな「深海」の本を読んで、静寂の世界に思いを馳せてみてはいかがでしょう。
- 『海に降る』 朱野 帰子
- 『深海、もうひとつの宇宙 しんかい6500が見た生命誕生の現場』 北里 洋
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山
8月11日は「山の日」です。実は「山」に関連する祝日は、世界ではじめての祝日。四季があり、季節の変化を感じることができる日本だからこそ、生まれた祝日なのかもしれませんね。美しい緑、頂上から眺める景色、そして美味しい空気―。実際に山へ出掛ける前に、まずは図書館の本で自分らしい「山」の楽しみ方を探してみませんか。
- 『文豪が愛した百名山』 中川 博樹
- 『日々野鮎美の山ごはんレシピ 山と食欲と私公式』 信濃川 日出雄
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昆虫
「虫はキライ」という方が多いことは十分に承知しているのですが、やはり昆虫採集は欠かすことのできない夏のお楽しみ!というわけで、子どもの頃に昆虫採集を楽しんだ方はもちろん、できれば虫とは距離を置きたいと考えている方にも楽しんで頂ける「昆虫」の本をご用意しました。こちらは刺したりしませんので、安心してお楽しみ下さい。
- 『本と虫は家の邪魔 奥本大三郎対談集』 奥本 大三郎
- 『蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ』 ジャスティン・O・シュミット
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豊臣秀吉
1598(慶長3)年8月18日、豊臣秀吉が病没したこの日は「太閤忌」とよばれています。裸一貫から天下人へ、ドラマチックな生涯を送った秀吉は「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢」という辞世の句を残しています。ちなみに、秀吉は津島ゆかりの武将。津島神社の「楼門」は、秀吉の寄進と伝えられています。
- 『秀吉の手紙を読む』 染谷 光廣
- 『太閤の能楽師』 奥山 景布子
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ラグビー
1823年8月24日、イングランドのある学校でフットボールの試合中、一人の選手がボールを抱えたまま相手ゴールに突進しました……もちろん反則です。しかし、このプレーがきっかけとなって「ラグビー」は誕生したとされており、この日は「ラグビーの日」となっています。今秋は、日本でラグビーW杯が開催されますね。本で先取りしませんか?
- 『友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」』 平尾 惠子
- 『ゴーフォワード! 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘』 花形 みつる
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CM
1953(昭和28)年8月28日正午、日本テレビがテレビの本放送を開始した時に精工舎(SEIKOの前身)の時報が同時放送されました。これが日本初のテレビCMとなったため、この日は「テレビコマーシャルの日」とされています。懐かしいCMについての本や、名作CMを生み出したコピーライターが書いた本もあわせてご紹介します。
- 『名作コピーの時間』 宣伝会議書籍編集部
- 『クリエイティブマインド つくるチカラを引き出す40の言葉たち』 杉山 恒太郎