『津島市立図書館編年資料集成 1895-2015』は、当館に関連する資料を網羅的に収集し、年次ごとに整理・掲載(編年形式)した資料集です。
津島市立図書館は、現存する図書館としては愛知県内で最も古く、且つ公共図書館としても全国屈指の歴史を持っています。この度、5年以上にわたって各方面から資料の収集を続け、創立120周年の記念事業として本書を刊行しました。
採録資料が972件に及ぶため、上冊(1895-1963)・下冊(1964-2015)の2分冊とし、図書館で保管する各種運営資料のほか、教育会・行政・新聞・広報資料など、典拠を示しながら収録しました。
上冊は図書館創立時の教育会資料、昭和初期の図書購入伝票リストなど、図書館史研究の上でも貴重な資料を多く収録しています。また、図書館日誌や野口米次郎銅像の顛末、伊勢湾台風など、地域の歴史を知る上で重要な資料も豊富にあります。
そのため、本書は図書館とそれに関連する地域史調査についても有用な資料集となっています。「津島市立図書館から読み解く歴史資料」として参照いただければ幸甚です。
- 資料件数:297件
- ページ:181ページ
- サイズ:A4版
- 発行日:平成27年(2015)12月22日
- 編著:園田俊介
- 発行:津島市立図書館
NPO法人まちづくり津島